交通系icカード
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交通系ICカード
宇都宮LRTでは、地域ポイントや高齢者福祉・障害者福祉のサービス、バスや地域内交通(オンデマンドバスなど)との乗継割引のサービス、高い輸送力の実現などのために、Suica と 2in1 の独自の交通系ICカード totra を導入します。(See also totra 公式サイト)
totra の特徴
- JR東日本およびソニーの、 Felica OS 拡張により Suica と独自カードの 2in1 で使える、地域連携ICカードです。
- それにより、全国の鉄道やコンビニなどの店舗で、 Suica として使え、また、チャージ出来ます。
- totra エリアでは、 Suica や、 Suica と相互利用の PASMO などの交通系ICカードが使えます。
- totra エリアは、宇都宮LRTや、関東自動車およびJRバス関東宇都宮支店・西那須野支店のバスです。宇都宮市の地域内交通(住民向けのオンデマンド交通など…)でも使えるようにする目論見です。
- totra エリアで使うと2%の交通ポイントがつき、料金以上にポイントが貯まっていると、ポイントで料金を支払えます。
- totra には、バス定期券の利用区間や有効期限が印字されず、乗務員が確認出来るように、買い求めた際に発行される「定期券内容控え」を、一緒に携帯する事が求められています。
- totra は地域連携ICカードなので、totra 地域の定期券とJR東日本の Suica の定期券をまとめて載せる事ができます。totra 公式サイトでは、 totra でバス定期券を求めてから、JRで Suica 定期券を求めるよう案内されています。
- 記名式 totra 限定ですが、宇都宮市の高齢者や精神障害者への交通費助成が、宇都宮地域のLRTやバスだけで使える、年度内のみ有効な福祉ポイントとして扶助され、そのポイントで料金を支払えます。福祉ポイントは交通ポイントに優先して利用されます。
- 記名式 totra には障害者用 totra があり、障がい者(身体・療育)専用に発行されます。 totra エリアではあらかじめ割引運賃で精算されます。
交通系ICカード導入の経緯
当初は単純に Suica を宇都宮LRTとバスに導入して、そこに地域独自のサービスをつける考えでしたが、それが不可能なのが判明したため、地域独自の交通系ICカードを導入する事にして、地域外からの乗客もそのサービスなしで Suica や PASMO など(交通系ICカード全国相互利用サービス参照)を利用出来る Suica 片利用の方針に切り替わり、2018年にバスで先行導入される予定になりました。
それが、JR東日本の Suica と地域独自カードと 2in1 の交通系ICカード、地域連携ICカードの企画が発表され、それに宇都宮市が最初に手を挙げて、宇都宮独自のICカードが Suica としても使える、相互利用可能な交通系ICカードになる事に決まりました。
totra のサービスは、バス(関東自動車およびJRバス関東宇都宮支店・西那須野支店)で 2021年3月21日に開始します。宇都宮LRTでは、開業の2022年に導入予定です。
これにより、これまでバスなどで Suica や PASMO が使えなかったのが使えるようになります。
- https://www.miyarail.co.jp/news/40 ( totra に名称決定。)
- https://www.kantobus.co.jp/topics/topics.php?id=672 関東自動車による、バスカード・サービス終了(2021年01月04日)と払い戻しについてのお知らせ。
- https://www.kantobus.co.jp/topics/topics.php?id=676 関東自動車による totra サービス開始(2021年03月21日)のお知らせ。
交通系icカード.1616027362.txt.gz · 最終更新: 2021/03/18 00:29 by admin
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